中央リテールでお金借りる!借り方・返し方・審査申込み方法

一言で消費者金融と言っても様々なタイプの業者が存在します。よく知られているのは「アコム」「プロミス」「SMBCモビット」といった大手で、これらは多くの方にとって利用しやすいローンを揃えています。
一方、今回このページで紹介する「中央リテール」はそうした大手とは一線を画す個性的な貸金業者で、一般的なキャッシングローンは取り扱っていません。こちらで主に扱っているのは「おまとめローン(借り換えローン)」と呼ばれるものです。
中央リテールとはどのような消費者金融で、取り扱っているローンはどのようなものなのかを掘り下げて解説していきます。特に、現在複数の消費者金融からの返済を抱えている方、ぜひ参考になさってください。
- ライオンズリースでお金を借りる!フリーローンの審査申込み方法
- アルコシステムでお金借りる!借り方・返し方・審査申込み方法
- AZでお金借りる!借り方・返し方・審査申込み方法
- 「いつも」のフリーローンでお金を借りる!借り方・返し方・審査申込み方法
- キャネットでお金借りる!借り方・返し方・審査申込み方法
- アストでお金借りる【手渡しもOK】キャッシングローンの借り方・返し方
- プランでお金借りる!借り方・返し方・審査申込み方法
- オリックスクレジットでお金借りる「VIPローンカード」借り方・返し方・審査申込み方法
- J.Score(ジェイスコア)でお金借りる!借り方・返し方・審査申込み方法
- ベルーナノーティスでお金借りる!借り方・返し方・審査申込み方法
中央リテールってどんな消費者金融業者?
中央リテールは東京都渋谷区に唯一となる店舗を構える消費者金融です。
設立は平成15年(2003年)なのですが、これは各貸金業者に対しての規制が大幅に強化されることになった改正貸金業法が成立した年にあたります。
この後にグレーゾーン金利廃止、総量規制の決定などと続いていきますので、このあたりのこともある程度は織り込んで設立された、新世代の消費者金融と言えるのかもしれません。
このような時代背景もあってか、中央リテールでは相談窓口の担当者全員が「貸金業務取扱主任者」という国家資格を所持しています。
貸金業務取扱主任者は貸金業法のスペシャリストとも言える資格で、貸金業者の営業所、または事務所ごとに最低1人(50人につき1人)は置く必要があるのですが、中央リテールでは事業所が1箇所でありながら何人ものスタッフにこの資格を取得させているのというわけですね。
ちなみに貸金業務取扱主任者の合格率は20~30%程度(初年度の2009年のみ70%程度)ですので、しっかりと勉強したスタッフが対応してくれるのは心強い限りです。
口コミでも他の中小消費者金融のように窓口対応が荒いといったものは見られず、アドバイスが明確で的確だったとの声がいくつも見つかりました。このあたりからも「昔ながらの街金」とは一線を画すコンセプトを持った消費者金融であることがわかります。
<中央リテール 会社情報>
商号 | 中央リテール株式会社 |
所在地 | 渋谷区道玄坂2-25-7-6F |
代表電話番号 | 0120-965-797/03-6415-1280 |
設立 | 平成15年12月 |
登録番号 | 東京都知事(4)31283号 |
日本貸金業協会会員 | 005560号 |
営業時間 | 平日9:00~18:00 |
※場所はJR各線、東京メトロ銀座線、東急東横線、京王井の頭線の渋谷駅ハチ公口より徒歩5分、東京メトロ半蔵門線、東急田園都市線、副都心線の渋谷駅地下3a出口より徒歩3分。道玄坂二丁目の交差点付近にあるプラザ道玄坂ビル(スターバックスとフレッシュネスバーガー<文化村通り店>に挟まれた茶色いビル)の6階です。
中央リテールはヤミ金じゃないの?
中小消費者金融は大手のような知名度がないので、もしかしたらヤミ金(闇金融)なのではないかと不安になってしまうこともあるでしょう。
正規の消費者金融と闇金融とを区別するひとつの基準は、国や都道府県に貸金業者としての登録を行っているかどうかです。暴力団など反社会的勢力に関わっていると登録はできませんし、何らかの違法行為が認められたら登録は抹消されることになります。
登録の有無についてはこちらの金融庁のサイトで調べることができます。
筆者がチェックしてみたところ、中央リテールは「東京都知事(4)31283号」で登録されている正規の消費者金融で間違いありませんでした。この(4)は初回の登録後、3年ごとに必要となる更新が3度行われていることを意味します。
このカッコ内の数字が1だと貸金業者としての実績が現状では乏しく、登録業者であっても要注意ですが、中央リテールは実績十分の業者だと言えそうです。
中央リテールのローン内容
中央リテールで取り扱っているのは「貸金業法に基づくおまとめローン」と「不動産担保ローン」の2つのみ。多くの消費者金融がメインの商品としているカードローンやフリーローンは中央リテールにはありません。
特におまとめローンに関してはかなり特徴的な内容になっていますので、しっかりと把握したうえで申し込むようにしてください。
貸金業法に基づくおまとめローン
中央リテールの「貸金業法に基づくおまとめローン」は、複数のローンを一本化するためのローンです。
こちらで借りたお金は他の用途には使えません。借りたお金は全てそのまま他社の返済に使います。「少し多めに借りて……」「急に現金が必要になったから少しだけ」といったことはできませんので、注意しましょう。
このローンが適しているのは借入額が大きく返済に苦労している方、とりわけ現在の借入総額が年収の3分の1を超えている場合です。
消費者金融からの借り入れは総量規制の対象となっているため、通常は年収の3分の1を超える額を借りることはできません。
しかしおまとめローンは別です。おまとめローンは総量規制の例外となる、顧客が一方的に有利になるローンだからです。
まずは中央リテールの「貸金業法に基づくおまとめローン」の基本スペックをご紹介し、それを踏まえてこのローンのメリットをご紹介します。
▼中央リテール 貸金業法に基づくおまとめローン概要
内容 | 貸金業法に基づくおまとめローン |
使途 | 信用情報で確認できる借入分の返済 |
融資額 | ~500万円 |
実質年率 | 10.95%~13.0% |
遅延利率 | 20.0% |
返済方式 | 元利均等方式 |
返済期間 | 最長10年 |
返済回数 | ~120回 |
担保・保証人 | 原則不要 |
こちらのローンは原則として他社借入が5社以上かつ200万円以上の方(キャッシングローン、ショッピングローン含む)を対象としています。が、絶対に200万円以上でなければいけないということでもないようなので、この条件に当てはまらない場合にはスタッフに相談してみてください。
中央リテール おまとめローンでお金借りるメリット
中央リテールのおまとめローンで借金を一本化することには、次の3つのメリットがあります。
1.低金利のため支払利息を抑えられる
10万円未満の小口融資は20%、それ以上(100万円未満)の場合は18%で融資を受けている方が多いのではないでしょうか。中央リテールのおまとめローンなら、最高金利でも13.0%です。この5%はかなり大きな差です。
簡単な例を挙げて比較してみましょう。4件の消費者金融から各50万円を18%で借りている場合と中央リテールから200万円を13%で借りている場合を想定し、6年(72回)で返済した場合、これだけの差が出てきます(4件の消費者金融には同条件で返済していくとします)。
金利 | 月々の返済額 | 総返済額 | |
中央リテール | 13% | 40,148円 | 2,890,624円 |
消費者金融4件 | 18% | 45,612円(11,403x4) | 3,284,300円(821,075×4) |
なんと総返済額の差が40万円近くになりました! これはあくまでも簡易的な計算例ですが、このように総返済額だけでなく月々の返済額も少なく抑えることができるんですね。
2.他の消費者金融と比べて金利が低い
大手消費者金融をはじめ、おまとめローンを取り扱っている消費者金融は他にもいくつかあります。しかし他社と比べて中央リテールは金利が低くなっているのです。こちらをご覧ください。
中央リテール おまとめローン | 10.95~13.0% | 500万円まで |
プロミス おまとめローン | 6.3~17.8% | 300万円まで |
アコム 借換え専用ローン | 7.7~18.0% | 1万円~300万円 |
アイフル かりかえMAX | 3.0~17.5% | 1万円~800万円 |
どうしても最低金利が目に入ってしまいますので、「アイフルが一番低いじゃないか」と思われがちですが、実はこの最低金利が採用されるケースは滅多にありません。
プロミス、アコム、アイフルの場合、100万円を少し超える程度の借り換えなら、法定金利の上限となる15.0%が採用されるケースが多いと考えられます。
しかし中央リテールは最高金利が採用されたとしても13.0%です。具体的に何%での借り入れになるのかは審査を受けてみなければわかりませんが、他社と比べて低い金利となることが期待できます。
3.返済が月に1度だけに
複数の業者から借りていれば、月々その数だけの返済日がやって来ます。自動的に引落されるのならともかく、毎月自分で振込をしなければならないのなら混乱したり間違ったりする可能性がありますし、次々に返済日が来るプレッシャーたるや大変なものがあります。
しかし借金を一本化すれば、返済は月に1度だけで済みます。管理はずっと楽になりますし、何よりも精神的な重圧をかなり軽くできるのは間違いありません。着実に借金が減っていくのがはっきりと数字に現れますので、今後の見通しもひと月ごとに明るくなってくるのではないでしょうか。
また、これまで支払ってきた振込手数料も抑えることができます。意外と馬鹿にならない月々の無駄な出費をカットできるのは、とても良い点です。
中央リテールの不動産担保ローン
中央リテールではおまとめローンの他に不動産担保ローンも取り扱っています。大きな額でも融資まで最短4日とスピーディーな対応が魅力。最高金利も消費者金融の商品としてはかなり低く抑えられています。
不動産担保ローンの詳細については、中央リテールまで直接お電話でお問い合わせください。
▼中央リテール 不動産担保ローン概要
融資額 | ~3,000万円 |
実質年率 | 8.2%~9.8% |
遅延利率 | 20.0% |
返済期間 | 最長10年 |
返済回数 | ~120回 |
担保 | 土地・建物(不動産) |
保証人 | 必要 |
中央リテールへの審査申し込み方法
中央リテールへの審査申し込みはインターネットか電話で受付けてもらえますが、本審査や契約手続きに関しては渋谷にある店舗まで行かなければなりません。
東京またはその近郊にお住まいの方は良いでしょうが、せっかく足を運んでも審査落ちするケースがあるため、遠方から行く場合には判断が難しいところです。
申し込む際にプルダウンとなっている住所、勤務先住所が限定されているところで気づくことになりますが、遠方からの申し込みには原則として対応していません。
ただ、対象外の地域からの申し込みでも、店舗まで行くことができる方であれば契約が可能となる場合もあるので、中央リテールまで直接電話で問い合わせてみてください。
宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、富山県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、京都府、大阪府
審査と申し込みの概要
申込方法 | インターネット、電話で受付/店舗で契約 |
審査最短時間 | 受付より2時間 |
最短融資 | 翌営業日 |
申込資格 | ・満20歳~65歳の方 ・渋谷の店舗で契約手続きができる方 ・2ヶ月以上の延滞・金融事故のない方 |
個人信用情報機関 | 株式会社日本信用情報機構(JICC) |
※事業者の方は対象外です。
中央リテール 審査から融資までの流れ
中央リテールの「貸金業法に基づくおまとめローン」への申し込みは、インターネットか電話で行います。流れ自体はどちらからでも同じですが、電話を受付けているのは平日の9:00~18:00の間になります。また、中央リテールからの連絡もその間の時間になることに注意しましょう。
ここではインターネットで申し込む際の流れをご紹介します。
2. 中央リテールから電話が入り、返済計画の相談を行う
3. 仮審査開始(最短2時間程度)
4. 仮審査の結果が伝えられる
5. 店舗で必要書類を提出する
6. 本審査が行われる(電話による在籍確認あり)
7. 契約
8. 融資
9. 他社借り入れを精算
ポイントは、以下の2点です。
・他社借り入れの精算までを中央リテールの担当者と一緒に完了させる
店舗に出かけたり精算の作業をしたりする時間が必要になるため、中央リテールのおまとめローンは申し込んだ当日の融資というのは不可能で、最短で翌日の融資になります。
また、他のカードローンのように現金を手に入れたり自分の銀行口座に振り込んでもらうのではなく、その日のうちに直接他社の借り入れを完済します。同時に現在お持ちのカードなども全て解約し、借金は中央リテールのみという形にします。
中央リテールの在籍確認は?
消費者金融の中には書類の提出だけで、勤務先への在籍確認の電話をスキップしてもらえるところもありますが、中央リテールでは電話による在籍確認を必ず行っています。おまとめローンということで融資を受ける額も大きくなりますので、このあたりは仕方のないところでしょう。
職場への電話には本人は出られないことになりますが、「本日は○○は休んでおります」などといった返答でも在籍が確認できます。また、中央リテール、消費者金融からの電話だとわからないように担当者の個人名でかけてくれますので、心配には及びません。
この在籍確認が完了しなければ審査が進まず、融資が受けられないので、誰も電話に出ない休業日に重ならないように気をつけましょう。
中央リテール 審査に必要書類
少額の借り入れの場合には運転免許証等の本人確認書類のみの提出で契約可能な消費者金融も少なくないのですが、中央リテールでは借入条件が200万円以上を対象にしていることから、貸金業法によって収入証明書の提出が義務付けられています。
下記では本人確認書類、収入証明書類の一般的な例をご紹介しています。通常はこれらのうち1点を用意すれば良いのですが、詳細については中央リテールの本審査前に直接ご確認ください。
【本人確認書類】
・運転免許証
・健康保険証
・パスポート
※上記書類に記載されている住所が現住所と異なる場合は、現住所が記載されている書類も併せて必要となります。公共料金(水道、電気、ガス、固定電話など)の領収書などを用意すると良いでしょう。
【収入証明書類】
・源泉徴収票(最新のもの)
・確定申告書(最新のもの)
・給与明細書(直近2ヶ月)
・その他(所得証明書など本人の年収が確認できるもの)
中央リテールへのお金の返し方
中央リテールへの返済方法は振込のみです。都合の良い返済日を任意で決められ、毎月その日に返済していきます。振込手数料は利用者側が持つことになります。
返済は毎月の返済額が一定となる元利均等返済方式で計算されます。元利均等返済方式は多くの消費者金融が採用しているタイプのもので、返済額のうち、最初のほうは利息分の割合が大きく、返済が進むにつれ徐々に元金の割合が大きくなっていきます。
元利均等返済方式は、元金の返済額が一定等となる元金均等返済方式と比べると総返済額がやや大きくなりますが、返済計画が立てやすいうえ、最初のうちの返済の負担を抑えることができます。借りたお金を着実に返していくには適した方法だと言えるでしょう。
中央リテールでお金を借りるのにオススメな方は?
消費者金融のカードローンや一般的なキャッシングローンの場合、他社借入が多いと断られてしまうことが少なくないのですが、中央リテールははじめから他社借入が「5社以上」「総額200万円以上」の方を受け入れており、この点においては審査基準は緩やかであると言えるかもしれません。
しかし利用者の属性に関しては、大きな額であっても着実に返済が可能な方かどうかをしっかり審査していて、決して基準が甘いとは言えないでしょう。
少なくとも他社にわずかでも滞納があると断られてしまいますし、当然ながら安定した収入のない方も利用することはできません。
筆者が調べた中央リテールの口コミの中に「本審査に進んだらよっぽどのことがない限り審査に落ちない(と担当者に言われた)」とのコメントが見つかりましたが、これについてはケースバイケースのようで、「せっかく交通費をかけて東京まで行ったのに、審査に通らなかった」方も珍しくないようです。
返済に困っている状況で交通費、宿泊費を捻出するのが大変なケースもあるでしょうから、このあたりも担当者とよく相談して慎重に決めるようにしてください。
また、中央リテールのおまとめローンは原則として保証人が不要ですが、条件によっては連帯保証人をつけるように求められるケースがあります。
もし連帯保証人が必要だと言われた場合にどうするかも、あらかじめ考えておいたほうが良いでしょう。
