PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)でお金を借りる!カードローンの特徴

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)のカードローンはカードを使わずにお金を借りることが出来るため、郵便物が発生しませんし、限度額も1,000万円までと高額になっています。
初めての方は30日間無利息となるサービスもあるため、PayPay銀行と取引がない方にも是非お勧めしたいローンになります。
では、PayPay銀行のカードローンの金利や借入限度額、審査申し込み方法、お金を借りる方法、返済方法、カードローンでお金を借りるメリット、デメリットなどを解説します。
PayPay銀行「カードローン」の特徴
金利(変動金利) | 年1.59%~18.0% |
借入限度額 | 最高1,000万円 |
申し込み資格 | ・申し込み時の年齢が満20歳以上70歳未満の方で、安定した収入がある方。 ・PayPay銀行の普通預金口座を持っている方。(同時申し込みも可) ・保証会社の保証が受けられる方。 |
資金使途 | 自由(事業性資金は不可) |
担保・保証人 | 不要(SMBCコンシューマファイナンス株式会社が保証) |
入会金・年会費 | 無料 |
審査結果 | 最短翌営業日、たいていは2~3日程度で完了 |
口座開設 | 必要 |
PayPay銀行「カードローン」の金利・借入限度額
PayPay銀行「カードローン(旧ネットキャッシング)」の金利は、以下のように利用限度額に応じて決定します。
ただし変動金利となっているため、金利の情勢で変動することがあります。
利用限度額 | 金利 |
1,000万円 | 年1.59% |
900万円以上1,000万円未満 | 年3.0% |
800万円以上900万円未満 | 年3.5% |
700万円以上800万円未満 | 年4.0% |
600万円以上700万円未満 | 年5.0% |
500万円以上600万円未満 | 年5.5% |
400万円以上500万円未満 | 年6.0% |
300万円以上400万円未満 | 年6.5% |
250万円以上300万円未満 | 年8.0% |
200万円以上250万円未満 | 年10.0% |
150万円以上200万円未満 | 年12.0% |
100万円以上150万円未満 | 年15.0% |
100万円未満 | 年18.0% |
最高金利が、年18.0%になていますが、これは消費者金融並みの高金利になっています。
金利 | 無利息サービス | |
アコム | 3.0%~18.0% | 契約日の翌日から30日間 |
アイフル | 3.0%~18.0% | 契約日の翌日から30日間 |
プロミス | 4.5%~17.8% | 初回借入日の翌日から30日間 |
レイク | 4.5%~18.0% | 契約日の翌日から30日間 |
4.5%~18.0% | 借入金のうち5万円が契約日の翌日から180日間 | |
ノーローン | 4.9%~18.0% | 借入日の翌日から7日間 |
PayPay銀行より、プロミスの方が低金利ですね。
他の、ネット銀行カードローンの金利とも比較してみましょう。
銀行・商品名 | 金利(実質年利) | 限度額 |
オリックス銀行カードローン | 1.7%~17.8% | 800万円 |
楽天銀行スーパーローン | 1.9%~14.5% | 800万円 |
ソニー銀行カードローン | 2.5%~13.8% | 800万円 |
イオン銀行カードローン | 3.8%~13.8% | 800万円 |
住信SBIネットMr.カードローン | 0.99%~14.79% | 1,000万円 |
5つのネット銀行カードローンと比較すると、PayPay銀行「カードローン」の金利が1番高い設定になっています。
PayPay銀行「カードローン」は口座開設が必須
PayPay銀行「カードローン」の申し込みをする為には、PayPay銀行の普通預金口座の開設が必要になります。
借り入れする際は、スマホアプリやホームページなどから操作すると必要額が普通預金口座へ入金される仕組みとなっていますし、返済は普通預金口座からの自動引き落としとなるからです。
借り入れも返済も普通預金口座を通じて行われるので、口座がないと利用できませんね。
しかし、他行のように銀行窓口へ行かなくても、PayPay銀行であれば、インターネット上で口座開設の手続きも行うことができます。
PayPay銀行には、口座開設アプリもあるため、スマホで専用アプリをダウンロードすると簡単に口座開設ができてしまいます。
カードローンの申し込みと同時に、PayPay銀行の口座開設の手続きをすることができるので、口座を持っていない場合は同時申し込みをしてしまいましょう。
もし審査の結果、カードローンを利用できなかったとしても、後から口座をキャンセルすることも出来ますし、ネット上で解約手続きを簡単に行うことも出来るため、安心です。
PayPay銀行「カードローン」の審査時間は?即日融資は可能?
2018年1月より、銀行はローンの申し込みを受け付けると、審査の一環として警察庁のデータベース照会を行うことが義務付けられました。これにより審査に時間がかかるようになってしまったため、銀行での即日融資は不可能となったのでりました。
PayPay銀行も例外ではないので即日融資は難しいでしょう。
審査結果が出るまでには、2~3日かかることもあるそうです。
また、以下のような場合は、さらにお金を借りるまで時間がかかることになります。
①必要書類の提出が遅い
PayPay銀行の審査には、本人確認書類や収入証明書類などが必要になりますが、これらの必要書類の提出が遅れると、当然審査結果が出るのも遅くなります。
郵送で提出する場合は、PayPay銀行に書類が届いてからの審査になるため、審査結果が出るのが遅くなるでしょう。
必要書類はホームページやスマホアプリからアップロードして提出することもできるので、急ぎの場合はなるべく早急にアップロードして提出するようにしましょう。
②在籍確認がとれない
PayPay銀行の審査では、勤務先へ在籍確認の電話を行います。もし、勤務先が休業日などですぐに確認がとれないと、審査が進みません。
③口座開設する場合
PayPay銀行の口座を持っていない状態でカードローンの申し込みをする場合は、同時に口座開設の申し込みをする必要があります。
しかし、カードローンの審査と口座開設手続きは別々に行われるため、カードローンの審査が完了していても、口座開設手続きが完了していないということもあり得ます。
口座が開設されていない場合、カードローンの審査完了の連絡を受けてもお金を借りることはできません。
口座開設が完了するまで待ちましょう。
また口座開設手続きが完了してカードローンの利用が可能になっていたとしても、ATMからお金を借りたい場合は、キャッシュカードが必要ですね。
キャッシュカードは口座開設手続きが完了してから1週間程度で自宅に郵送されてくるため、ATMの利用はそれまで待たなけばなりません。
ただし急ぎの場合は担当者へ電話で伝えると、カードローンの審査と口座開設手続きが完了次第、キャッシュカードを受け取る前に他行の普通預金口座へお金を振り込んでもらうことができます。
この場合はスピーディーな借り入れが期待できますね。
※電話の際に用意するもの
振込先の金融機関名・支店名・預金科目・口座番号
PayPay銀行「カードローン」の特典
PayPay銀行のカードローンでは、以下のような初回特典が用意されています。
・初回自動借り入れ(普通預金口座を持っている方)
・初回借り入れ時の他行振り込み(普通預金口座を持っていない方)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
無利息特約
PayPay銀行「カードローン」の無利息特約とは、初回の借り入れ日から30日間の利息が0円になるというサービスです。
対象となるのは、初めてカードローンの契約をした方になります。
契約日からではなく、あくまでも「借り入れ日から」30日のカウントがスタートするため、契約してから借り入れまでの期間が空いてしまっても安心です。
30日の間であれば、何度お金を借りても利息は一切かからないので、まとまったお金を必要とするときにお得ですね。
30日以内に完済できれば利息は一切不要ですし、もし30日以内に完済することが出来なくても、利息がかかるのは30日を超えてからの分のみとなります。
このような無利息(金利0円)サービスは、消費者金融ではよく目にする特典ではありますが、銀行でこのような特典を用意しているのは珍しいですね。
また、利息は一度支払い、後からキャッシュバックするというスタイルをとっている消費者金融もありますが、PayPay銀行はキャッシュバック形式ではなく、最初から利息の支払いは一切不要なのでその点も安心です。
初回限定ではあるものの1カ月間の利息が0円になるので、短期間の借り入れを予定している方におすすめです。
ただし以下のような場合、無利息特約の対象外となってしまうので注意しましょう。
・過去にPayPay銀行で無利息特約を受けたことがある方。
・約定返済を延滞した場合
・PayPay銀行が定める規定に違反した場合
・カードローンを解約した場合
初回自動借り入れ(普通預金口座を持っている方)
初回自動借り入れとは、PayPay銀行「カードローン」の契約が完了するとすぐに必要額を自動的に借りることが出来るようになるサービスです。
このサービスは、すでにPayPay銀行の普通預金口座を持っている方が対象となります。カードローンの申し込みと同時に口座開設をした方は利用できないので注意しましょう。
カードローンの基本的な流れは、契約完了後改めて借り入れの手続きをして、必要額を普通預金口座へ入金してもらうというスタイルになるのですが、初回自動借り入れ特約を利用すると、初回の借り入れ手続きを省くことが出来るのです。
あらかじめ借りたい金額がわかっている場合、カードローン申し込み時に画面上の「初回自動借り入れ」の部分で希望金額を選択しておきましょう。
すると、契約完了と同時に手続き不要で自動的に希望額を普通預金口座へ入金してもらうことが出来るのです。
PayPay銀行「カードローン」の契約完了後、改めて借り入れ手続きをしなくてもいいのでスピーディーな流れが期待できます。
ただし審査の結果、利用限度額が希望の借入額よりも下回ってしまった場合、利用できないので注意しましょう。
<初回自動借り入れの条件>
対象 | カードローン申し込み前に普通預金口座を開設している方 |
限度額 | 審査により決定した利用限度額の範囲内 |
手数料 | 無料 |
申し込み方法 | PayPay銀行「カードローン」申し込み画面の「初回自動借り入れ」で希望金額を入力 |
初回借り入れ時、他行振り込み(普通預金口座を持っていない方)
PayPay銀行の普通預金口座を持っていない方で、カードローンの申し込みと同時に口座開設手続きをした場合、初回の借り入れのみ、他行の普通預金口座へお金を振り込んでもらうことが出来ます。
カードローンを利用する場合、PayPay銀行の普通預金口座の開設は必須なのですが、口座開設の手続きをしてもキャッシュカードやトークンが自宅に郵送されてくるまで口座からお金を引き出すことが出来ませんね。
しかし、「初回借り入れ時他行振り込み」のサービスを利用すると、普段使っている銀行の普通預金口座へ借り入れしたい金額を入金してもらうことが出来るため、キャッシュカードなどが届くのを待たずに借り入れを開始することが出来ます。
さらに、この場合の振り込み手数料もPayPay銀行が負担してくれるため、手数料を支払う必要もありません。
<他行振り込みの条件>
対象 | ・カードローンと同時に普通預金口座の申し込みをした方。(初回借り入れ時のみ) ・本人確認資料をアプリで送信した方。 |
限度額 | 50万円まで(かつ、利用限度額の範囲内であること) |
振込先口座 | 本人名義の口座であること |
振込手数料 | 無料 |
初回振り込みの手続き方法 | 審査結果メールに記載している電話番号へ電話(振込先の金融機関名、支店名、預金科目、口座番号を用意) |
PayPay銀行「カードローン」の審査申し込み方法・流れ
カードローンの審査申し込み~契約の流れ
PayPay銀行「カードローン」の申し込みからお金を借りるまでの基本的な流れは、以下の通りとなります。
①申し込み(ホームページからログインし、申し込み手続き)
②PayPay銀行から勤務先へ在籍確認の電話
③本人確認資料提出(スマホやパソコンからアップロード、郵送で提出)
④収入証明書提出(必要な方のみ、スマホやパソコンからアップロード、郵送で提出)
⑤審査結果の連絡(メール)※平日の営業時間内
⑥PayPay銀行から手続き完了メールが届く
⑦初回自動借り入れを希望している場合、自動的に普通預金口座に入金されるので、借り入れ開始
⑧初回自動借り入れを希望していない場合、必要な時にスマホアプリやホームページから操作し、必要額を借り入れ
<普通預金口座を持っていない場合>
①カードローン申し込み、普通預金口座の開設申し込み(ホームページから同時申し込み手続き)
②口座開設アプリでをダウンロードし、アプリから本人確認資料を送信(郵送で提出も可)
③収入証明書提出(必要な方のみ、スマホやパソコンからアップロード、郵送で提出)
④審査結果の連絡(メール)※平日の営業時間内
⑤PayPay銀行から手続き完了メールが届く
⑥初回のみ、他行振り込み借り入れ(希望者のみ)
⑦キャッシュカードとトークンを受け取り後、初期設定し、正式借り入れ開始
カードローンの審査申し込み方法
PayPay銀行「カードローン」の申し込みは、WEBから24時間365日可能となっています。
電話や店頭窓口からの申し込みはできないので、パソコンやスマートフォンから手続きを行いましょう。
PayPay銀行「カードローン」でお金を借りるためには普通預金の口座が必要になるため、口座をすでに持っている方はホームページの「口座をお持ちの方」から、口座を持っていない方は口座開設とカードローンを同時に行える「お申込み」から進みましょう。
また、PayPay銀行の公式アプリを活用すると、アプリから口座開設をしたり必要書類の提出を行うことが出来るようになります。
PayPay銀行に提出する必要書類
PayPay銀行「カードローン」の審査の際に必要な書類は、本人確認資料になります。また、借り入れ額に応じて、収入証明書類も必要になることがあります。
必要書類は、アプリやホームページからアップロードして提出することが出来ます。
また、ホームページから封筒を印刷し、郵送して提出することも可能です。
①本人確認資料
有効期限内で、現住所が記載されている以下のような本人確認書類が1つ必要になります。
・運転免許証のコピー
・個人番号(マイナンバー)カードのコピー
・各種健康保険証のコピー
・パスポートのコピー
・住民基本台帳カードのコピー(顔写真とQRコードつきのもの)
・印鑑証明書(原本)
・住民票の写し
・各種年金手帳のコピー+補助資料の原本
・身体障害者手帳などの各種福祉手帳のコピー+補助資料の原本
など。
ただし、口座開設アプリで提出できる資料は、運転免許証のコピー・個人番号(マイナンバー)カードのコピー・各種健康保険証のコピーのみとなります。
②収入証明書類
50万円を超える借入額を希望している場合や、審査により必要と判断された場合は、以下のような前年度の年収が確認できるもののコピーが1つ必要になります。
<給与所得者の場合>
・源泉徴収票
・住民税課税決定通知書
・住民税課税証明書
・給与明細(最新3カ月以内のうち、1カ月分)
<個人事業主の場合>
・確定申告書(税務署の受付印、受信通知、電子申請等証明データシートがあるもの)
・納税証明書(その1、その2)
・住民税納税通知書
・住民税課税証明書
※口座開設申し込み時 本人確認資料について
※収入証明書について
※画像アップロードについて
※PayPay銀行 送付用封筒
PayPay銀行「カードローン」でお金を借りる方法
PayPay銀行のカードローンは、「インターネットでお金を借りる」「ATMからお金を借りる」「自動でお金を借りる」という3種類のお金を借りる方法があります。
①インターネットでお金を借りる
カードローンでお金を借りる場合は、スマホのアプリかパソコンのホームページから操作することができます。
スマホにアプリをダウンロードできる方は、PayPay銀行の公式アプリをダウンロードし、ログインしましょう。
パソコンから操作する場合は、PayPay銀行カードローンのホームページで、店番号と口座番号、ログインパスワードを入力すると簡単にログインすることが出来ます。
スマホアプリかホームページのいずれかの方法でログインすると、インターネット上で借り入れの手続きができるようになります。
必要額を入力すると、PayPay銀行の普通預金口座に必要額が入金されるので、あとはキャッシュカードを使ってATMから引き出しましょう。
ただし、毎月2回目の利用からATMの手数料が有料になります。
手数料をかけたくない場合は、3万円以上のまとまった金額を一度に引き出すようにするといいでしょう。
②ATMからお金を借りる
スマホアプリやホームページで借り入れの操作をしていなくても、いきなりATMへ行き、普通預金口座から必要額を出金してしまうという方法もあります。
普通預金口座に残高がある場合は、残高を出金するだけとなりますが、残高がない場合は足りない分を融資してもらう形になります。
普通預金口座の残高:2万円
必要額:3万円
ATMからの出金額:3万円(2万円は普通預金口座から引き出し、不足分の1万円は借り入れ)
<例2>
普通預金口座の残高:0円
必要額:3万円
ATMからの出金額:3万円(3万円の借り入れ)
ただしこの方法でお金を借りるためには、あらかじめ「自動融資」の手続きをしておく必要がありますので、スマホアプリやホームページからログインし、手続きを済ませておきましょう。
ATM借り入れの条件
ATM利用手数料、時間外手数料 | 毎月最初の1回目は無料。2回目以降は、3万円以上の利用時は無料、3万円未満の利用時は有料。 |
1日当たりの引出限度額 | 初期設定は50万円(変更したい場合は、「ATM出金限度額変更」から手続き) |
借入単位 | 1,000円単位~(三井住友銀行の一部のATMは硬貨の取扱い可) |
提携ATM | セブン銀行、E-net、ローソン銀行、ゆうちょ銀行、三井住友銀行 |
ATM借り入れ可能時間
・三井住友銀行、セブン銀行、ローソン銀行、E-net
平日、土日、祝日 | 24時間 |
※三井住友銀行、E-netは毎週日曜日21時~翌月曜日7時までは利用不可。
・ゆうちょ銀行
月曜 | 7時~23時55分 |
火曜~土曜 | 0時5分~23時55分 |
日曜、祝日 | 0時5分~21時 |
※ファミリーマート設置のゆうちょ銀行ATMの場合
平日、土日、祝日 | 0時5分~23時55分(第3月曜日のみ7時~) |
③自動でお金を借りる
カードローンを利用する場合は、基本的にはWEB上で操作したり、ATMから引き出すなど、何かしらの手続きをすることになるのですが、操作しなくても自動で借り入れが可能となる方法もあります。
それは以下の2つの方法です。
・自動融資
・振り込み時自動借り入れ
「自動融資」と言うのは、口座の自動振替の引き落とし時に口座が残高不足になっていると、自動的に不足分を融資してくれるサービスになります。
この場合は特別な操作なしに自動的に融資手続きが行われるため、うっかり口座に入金し忘れてしまったときも安心ですね。
またショッピングの際に、普通預金口座に残高がない状態でデビットカードを使った場合も、自動融資機能が働き、不足分を自動的に融資してくれます。
デビットカードを使うと手数料が不要になりますし、ATMへ行ってわざわざ現金化してショッピングするという手間も省けるので便利ですね。
「振り込み時自動借り入れ」というのは、PayPay銀行の普通預金口座の残高以上の振り込み手続きをした際に、不足分を自動的に融資して振り込み手続きを完了させてくれるサービスです。
残高が不足していることを忘れて振り込み手続きをしてしまっても安心です。
ただし、「自動融資」も「振り込み時自動借り入れ」も、以下のような場合は利用できないので注意しましょう。
・ローン延滞中の場合
・不足分が借り入れ限度額を超えている場合(利用できるのは限度額の範囲内まで)
PayPay銀行「カードローン」の返済方法
PayPay銀行「カードローン」の返済方法は、口座からの自動引き落としとなります。
毎月期日までに必要額を、ATMや振り込みなどで普通預金口座へ入金しておきましょう。
約定返済の他に、お金に余裕があるときに一部繰り上げ返済や全額繰り上げ返済をすることもできます。
この場合もスマホアプリかホームページからログインし、繰り上げ返済の希望金額を入力し手続きしておきましょう。
追加返済の金額を確認し、確定ボタンをクリックすると、期日に普通預金口座から自動引き落としとなります。
繰り上げ返済は1円単位から行うことが出来るので、少額でも余裕があるときに返していくことができますね。
もちろん、繰り上げ返済の手数料も無料です。
<返済条件>
入金可能時間 | 約定返済日の前日 |
返済期日 | 毎月1~28日、月末のいずれか選択した日 ※好きな日を指定することが出来ます。 |
返済方式 | ①か②のいずれかを選択。 ①残高スライド元利定額返済方式(A):返済額が少なめ。ゆとりを持った返済が可能。 ②残高スライド元利定額返済方式(B):返済額が多め。短期間で完済が可能。 |
返済単位 | 1円単位~ |
繰り上げ返済手数料 | 無料 |
お知らせメール | 返済日前にメールでの連絡あり |
カードローンの便利なスキップ機能
PayPay銀行「カードローン」では、一定条件をクリアすると約定返済日が1カ月後にスキップされる仕組みとなっています。
このスキップ機能を上手に活用すると、お金に余裕がなく次の約定返済を滞ってしまいそうな時に、約定返済日を1か月先延ばしにすることが出来ます。
スキップ機能が利用できる場合について詳しく見ていきましょう。
①初回借り入れ日から20日以内の約定返済日スキップ
初回借り入れ時、借り入れ日を含み20日以内に約定返済日が到来する場合、返済日が翌月までスキップされる仕組みになっています。
5月1日(初回借り入れ日)
5月15日(初回約定返済 スキップ)
6月15日(実際の約定返済日)
5月1日~5月15日までは20日以内になるため、5月15日に予定されていた返済日がスキップされ、約定返済は6月15日からスタートすることになります。
この機能を最初に理解しておくと、返済期日前に借り入れを開始し、初回の返済日を遅らせることが出来ますね。
また1度完済してから再度借り入れをスタートさせるときも、再開した借り入れ日から約定返済日までが20日以内だと、翌月の返済日まで期日をスキップさせることが出来ます。
②10日以内の約定返済日変更時のスキップ
約定返済日は後から変更することが出来るのですが、変更日を含めて10日以内に約定返済日が到来する場合は、約定返済日が翌月にスキップされます。
5月5日(変更日)
5月10日(約定返済 スキップ)
6月10日(実際の約定返済日)
5月5日~5月10日までは10日以内となるため、約定返済はスキップされ、翌月の6月10日から返済がスタートすることになります。
③10日以内の延滞解消時のスキップ
延滞を解消した日も含めて10日以内に約定返済日が到来する場合、約定返済は翌月へスキップされます。
4月10日(約定返済日 延滞)
5月5日(入金し、延滞解消)
5月10日(約定返済 スキップ)
6月10日(実際の約定返済日)
延滞解消した5月5日~5月10日までは10日以内になるため、約定返済はスキップされ翌月6月10日が次回返済日となります。
PayPay銀行「カードローン」の約定返済額
返済期日は、毎月1日~28日、月末の中から好きな日を選択することが出来ます。
約定返済額は、契約時に決めた期日に普通預金口座から自動引き落としとなるため、期日までに口座へ入金しておきましょう。
約定返済額は、返済日前日の最終借り入れ残高によって決定するのですが、こちらも希望に合わせて2種類の中から返済方法を選択することが出来ます。
少なめにゆとりを持って返済したい場合はAを、多めに短期間で返済したい場合はBを選択するといいでしょう。
<残高スライド元利定額返済方式(A)>
約定返済日前日の最終借り入れ残高 | 約定返済額 |
10万円以下 | 3,000円 |
10万円超30万円以下 | 6,000円 |
30万円超50万円以下 | 10,000円 |
50万円超80万円以下 | 15,000円 |
80万円超100万円以下 | 20,000円 |
100万円超150万円以下 | 25,000円 |
150万円超200万円以下 | 30,000円 |
200万円超250万円以下 | 35,000円 |
250万円超300万円以下 | 40,000円 |
300万円超400万円以下 | 45,000円 |
400万円超500万円以下 | 50,000円 |
500万円超600万円以下 | 55,000円 |
600万円超700万円以下 | 60,000円 |
700万円超800万円以下 | 70,000円 |
800万円超900万円以下 | 75,000円 |
900万円超1,000万円以下 | 80,000円 |
<残高スライド元利定額返済方式(B)>
50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 20,000円 |
100万円超200万円以下 | 30,000円 |
200万円超300万円以下 | 50,000円 |
300万円超400万円以下 | 60,000円 |
400万円超500万円以下 | 70,000円 |
500万円超600万円以下 | 80,000円 |
600万円超700万円以下 | 90,000円 |
700万円超800万円以下 | 100,000円 |
800万円超900万円以下 | 110,000円 |
900万円超1,000万円以下 | 120,000円 |
PayPay銀行「カードローン」でお金を借りるメリット・デメリット
カードローンでお金を借りるメリット
①WEBから24時間365日申し込み可能
PayPay銀行のホームページから24時間365日申し込みが可能となっています。
また、必要書類はスマホアプリからアップロードして提出することも可能です。
お金を借りる場合もインターネット上で操作するだけで普通預金口座へ入金してもらうことが出来るため、申し込みから借り入れまで全ての手続きをWEBで完結させることが出来ます。
②30日間無利息
初めての借り入れの場合、借り入れ日から30日間は無利息となります。
契約日からではなく、「借り入れ日」からカウントされるため、契約してからお金を借りるまで期間が空いたとしても無利息期間がなくなる心配はありません。
30日の間であれば、何度借り入れしてもその分にかかる利息は0円なので安心ですね。
もし1カ月の間に完済できなくても、利息がかかるのは30日を過ぎてからの分のみとなります。
短期間の借り入れを希望している方にはぜひお勧めしたいローンです。
③自動融資サービスあり
自動振替の引き落とし時や、VISAデビットの利用、ATMから出金するときなどに、PayPay銀行の普通預金口座が残高不足になっていた場合、カードローンの契約をしていると、不足分を自動的に融資してくれます。
うっかり入金し忘れていた時も慌てる必要がありませんね。
④スマホアプリで口座開設
PayPay銀行は、公式アプリで口座開設の手続きをすることが出来ます。
スマートフォンにアプリをダウンロードすると、口座開設の申し込みや必要書類の提出なども全てアプリで完結させることが出来るため、とても便利です。
⑤初回のみ他行への振り込み可能
カードローンの申し込みと同時に口座開設手続きをした場合、カードローンの契約が完了しても、キャッシュカードなどを受け取らないとATMからお金を引き出すことが出来ませんね。
そこでPayPay銀行では、初回の借り入れ時のみ、他行の普通預金口座へお金を振り込んでくれるのです。
こうすることで、カードローンの契約が完了次第、すぐにお金を借りることが出来るようになります。
⑥ATM手数料無料
PayPay銀行「カードローン」でお金を借りる場合は、スマホやパソコンから借り入れの操作をしてPayPay銀行の普通預金口座へ入金してもらうことになります。
後は、キャッシュカードを使って普通預金口座から出金するだけです。
ATMからの出金も入金も毎月最初の1回目だけは無料となりますし、2回目以降も、3万円以上の利用の場合は全て無料となるため安心です。
ただし少額を何度も借りると手数料がかかってしまうので、3万円以上のまとまったお金を一度に引き出すようにした方がいいでしょう。
⑦返済日は自由に指定
毎月1日~28日、月末のうち好きな日を返済日に指定することが出来ます。
また、その後のライフスタイルによって変更もできるため、安心です。
変更した日によっては、スキップ機能により返済日がさらに翌月までスキップされることもあるため、上手に活用すると返済が難しい月に返済日を先延ばしにすることも出来ます。
カードローンでお金を借りるデメリット
①口座開設必要
PayPay銀行のカードローンを利用するためには、普通預金口座を開設する必要があります。
口座がなくても利用できる銀行カードローンもあるため、口座を増やしたくない場合はそのような銀行カードローンを選択するといいでしょう。
②カードローンの申し込み方法はWEBのみ
PayPay銀行「カードローン」の申し込み方法は基本的にはインターネットからのみとなっています。
他行のように、電話や店頭窓口で申し込み手続きを行うということができません。
PayPay銀行は、その名の通りネット銀行で、取引も全てネット上で完結できるようになっているため、インターネット環境が整っている方のための銀行と考えた方がいいでしょう。
③カードローンは高金利
銀行のカードローンの金利は、上限が14%前後と言うのが一般的になっています。
中にはそれよりも低金利で提供している銀行もありますし、一定条件をクリアすると10%未満の金利で借り入れができる場合もあります。
しかし、PayPay銀行のカードローンは上限金利が18.0%と高めになっています。
30日間の無利息サービスがある点は嬉しいのですが、2カ月目からは金利がかかりますし、18%と言うと消費者金融と同等の数字になります。
今後も長期的に利用していきたいと考えているなら、低金利の銀行カードローンでお金を借りた方がお得かもしれません。
