カードローン 借入限度額を引き上げるコツ!増額方法

PR

カードローンの借入限度額は申し込み時に行われる審査によって決定されるのですが、初回はかなり低めに設定されてしまうこともあります。

なぜなら、その人の本当の返済能力がわからないから低めに設定して様子を伺うため。初めて利用する人に対しては確実に返済可能な金額しか融資しないのです。

ですので「審査には通ったんだけど、必要な金額には少し足りなかった・・・」という人も実際にいます。

ではどうすればカードローンの借入限度額を増額してもらうことができるのでしょうか?
増額方法・コツをご紹介します!


カードローンの借入限度額は増額できる?

結論から言うと、カードローンの借入限度額を増額してもらうことは可能です。

借入限度額をあげてもらうには「この人なら限度額をもう少し増やしても問題ない」「この人はきちんと返済する人だからぜひもっとお金を借りてほしい」とカードローン会社に判断してもらう必要があります。

そのためには「増額審査(増枠審査)」という審査を受けなければいけません。

増枠審査は「借入限度額を上げて欲しいから審査をお願いします」と申請することで、カードローン利用中にいつでも希望できるのですが、審査に通過するためのタイミングやコツもあります。

増額審査のメリット。成功すると金利が下がることがある

一見、関係ないように思えますが、限度額が上がると金利が下がることもあります。
カードローンの金利は「利息制限法」によって限度額に基づいた設定があるんです。

●利息制限法による金利

限度額 金利
10万円未満 年20%まで
100万円未満 年18%まで
100万円以上 年15%まで

 
今現在、金利20%で借り入れをしている人は限度額が10万円未満に設定されているはずなので、10万円に増えたとしたら必ず18%まで下がることになります。

限度額100万円未満の人が100万円以上になった場合も15%以下となります。限度額が増額されることで金利が下がるということもぜひ覚えておきたいメリットですね。

カードローン限度額を増額してもらうための手続き

増額審査を受けるには、まずは申し込みをしないといけません。
申し込み方法は電話・インターネットが便利です。

大手消費者金融なら公式サイトにコールセンターの電話番号が記載されているはずです。
インターネットの場合は、会員ページから手続きができます。
自動契約機では手続きができないこともあります。

例えばプロミスの場合は、インターネット会員サービス内の「限度額変更のお手続き」から申し込みをするか、プロミスコール(0120-24-0365)に電話をかけることで申し込みが可能となります。

なお、アコムは増額申請ができる様々な方法が用意されています。

<参考>アコムの増額申請方法

申し込み種類 受付時間
会員ページ(インターネット) 24時間可能 ※1
アコムのATM 24時間可能 ※1
アコム総合カードローンデスク 9:00~18:00
自動契約機(むじんくん) 8:00~22:00(年中無休、ただし年末年始は除く)※2
店頭窓口 9:30~18:00(土日祝日は休業)※3

※1)21:50~8:00の申し込みは9時以降の回答になります。
※2)一部店舗は営業時間が異なります。運転免許証などの本人確認書類が必要。
※3)運転免許証などの本人確認書類が必要。

カードローンの借入限度額を増枠できる人・条件

増額審査にはいつでも申し込みが可能なのですが、新規契約してすぐなどの利用実績がない状態で審査を受けても通過することはできません。

万が一、増枠審査に落ちてしまっても解約されてしまうようなことはないのですが、限度額を上げてもらうことはできません。

増額審査を受けるタイミングはいつがいい?

利用実績を確認してもらわないといけないので、少なくとも契約してから半年以上経っていることが望ましいです。

利用期間が短いと返済実績も少ないので、増額してもちゃんと返済してもらえるかどうかわからないため審査通過を見送られてしまうことになってしまいます。

こんな人が増額してもらいやすい!

増額の審査に通過しやすい人の例をご紹介します。

せっかく増額審査を受けるのであれば、イッパツで通過して限度額を上げて欲しいですよね。

適度に借り入れをしている

増額審査でとても重要なのはその人の返済能力です。契約をしてから1度もお金を借りていないなど、利用実績がないと審査通過は難しいでしょう。

延滞が1度もない

カードローン業者は延滞を非常に嫌います。契約をしてから増額審査を受けるまでの間に延滞が1度でもあると限度額を増額するのは非常に厳しいです。

延滞せずに返済を行うことは当たり前のことと思っておきましょう。

もし過去に延滞したことがあるけどどうしても増額して欲しい場合は、延滞が解消されてから半年以上待ってから申し込みをしてみることをオススメします。

他社からお金を借りていない・借入額が増えていない・延滞していない

スーパーなどの身近なお店でも、よく利用してくれる人はお得意さんですよね。カードローン業社も同じで、自分のところからお金を借りてくれる人を優遇します。

そのため、他社からの借り入れは行なっていないことが望ましいのですが、もし借りているなら他社借り入れ額をこれ以上増やさないようにしましょう。

また、信用情報機関に照会をかけると、他社で延滞があるかどうかもわかってしまいます。

他社からの借り入れでも延滞や強制解約などのネガティブな利用履歴がわかってしまうと増額審査には通過できません。

勤続年数が長くなった、昇給した

契約時よりも大幅に勤続年数が長くなったり、昇給して年収が上がったなど、増額審査においてポジティブな要素があった場合は、限度額を増額してもらえる可能性もアップします。

増額審査によって限度額が下がることもある?

増額審査は限度額を上げてもらうための審査なので、限度額が下がることがあるのは不思議な感じもしますが、条件に当てはまってしまうと実際に限度額が下がることもあります。

ひどい場合はカードローンの利用が停止となることもあります。

他社借入額が増えている・延滞している

他社からの借り入れ額も増えているのに、限度額の増額を希望しているということは、よほどお金に困っているのでは?と思われてしまうことになります。

返済能力が疑われることになるので、増額できないばかりか借入限度額を抑えられてしまうことも考えられます。

延滞も同じで、借りたお金を約束どおり返済できない人に、これ以上お金を貸すのは危険だと判断されてしまい、限度額を減らされることになります。

年収が下がって総量規制の範囲を超えてしまっている

クレジットカードのキャッシング枠やカードローンの限度額は「貸金業法の総量規制」に基づいて貸付が行われます。

個人が借り入れできる金額は「年収の3分の1」になっていて、違反した貸金業社は業務指導が行われたり悪質だと判断されれば営業停止処分を受けることも考えられます。

正規の消費者金融であれば、違反とならないように増額申請の際にも年収は必ずチェックする項目になります。

たとえば年収300万円の人なら、合計100万円までしか借りることができないので、増額審査によって総量規制の枠を超えていることが発覚したら限度額を下げられることになります。

新規契約時よりも年収が下がってしまった場合は注意が必要ですね。

勤続年数が短くなってしまった

カードローン契約をした時は勤続10年だったけど、増額審査を受ける前に転職したばかりで勤続3ヶ月になってしまったなど、勤続年数が短くなった場合にも要注意です。

勤続年数は長ければ長いほど収入が安定しているということの証明になるので、審査項目としては非常に重要なんです。

ですので、

・転職によって勤続年数が短くなった
・正社員から独立して自営業になったばかり

など、仕事に関する部分でカードローン審査にとってマイナスになるような変化があったばかりの時は減額となる可能性もあります。

また、退職して無職になったり専業主婦になった場合など、収入がなくなってしまった場合は要注意です。

収入がないと総量規制の観点から借り入れができる金額も0円になってしまうので、カードローン限度額も0円になってしまうんです。

申し込み内容に変更があった場合は速やかに届けを出さなければいけませんが、増額申請を受けることから年収がなくなったことが発覚してしまうこともあります。

限度額の増額案内が届くこともあるって本当?

こちらから申し込みをしなくても、カードローン業者から「増額審査を受けませんか?」と案内が届くこともあります。

●増額案内はどうやって届くの?
・メールで案内がある
・インターネットの会員サイトに案内が表示される
・ATMに表示される
・案内ハガキが届く(郵便物を許可している場合のみ)
など

カードローン業者は契約者の利用状況を定期的に確認しています。

この確認のことを「途上与信」と言うのですが、途上与信によって利用実績が非常に良いと判断された人にはカードローン会社の方から増額しませんか?とお誘いがかかるわけです。

増額案内が届いたからといって必ず増額審査に通るとは限らないのですが、カードローン会社も増額の可能性が低い人にざわざわ案内を送ることはしないので、限度額が上がる可能性は非常に高いですよ。

借入限度額を増額してもらうよりも借り直した方がお得なことも?

借入限度額を増額すると今以上にお金を借りられるだけでなく金利も下がる可能性があるのでメリットは多いです。

ただ、場合によっては増額してもらうのではなく、他社で新たに借りた方がお得な借り入れができることもあります。

例えば短期間で完済できるくらいの借り入れを希望しているときです。

アコムプロミスアイフルレイクなら30日間無利息サービスがあるので、30日以内に返済すれば無利息で借りることができるんです。

また、レイクは借り入れ金額のうち5万円までが180日間無利息になるという大型サービスも行なっています。

必要な金額が5万円未満で半年以内に完済できるなら、増額して金利18%で借りるよりもレイクの無利息サービスを利用した方が断然お得となるわけです。

カードローン借入限度額を増額する「まとめ」

カードローンの借入限度額を増額するための条件やコツをまとめます。

●申し込み条件
・契約から6ヶ月以上経過していること。
・適度に借り入れをしていること。
・延滞していないこと。
●限度額を増額されやすいのはこんな人
・延滞していないこと。
・他社の借り入れが増えていない。
・他社でも延滞していない人。
・勤続年数が長くなった、年収が上がった。
など
●増額審査によって限度額が下がりやすいのはこんな人
・総量規制に反してしまうひと。(年収が下がったなど)
・他社で延滞がある人。
・他社借入額が増えてしまった。
・転職によって勤続年数が短くなった人。
など

●カードローン増額に成功すると金利が下がることがある
今現在、限度額が10万円未満の人が10万円以上になった場合と、100万円未満の人が100万円以上になった場合は、必ず金利が下がります。

●カードローン業者から増額のお誘いされることもある
途上与信によって利用状況が良いと判断されたらカードローン業者の方から増額審査を受けませんか?とお誘いされることもあります。勧誘を受けてから申し込みをした場合でも審査は行われるので、必ず増額できるとは限られないのですが可能性は高いです。

●借入額・借入期間によっては他社から借り直した方がお得なこともある
アコム、プロミス、アイフル、レイクなどが実施している無利息サービスを利用して、期間中に完済できれば利息がかからないので、増額審査を受けるよりも低金利な借り入れができます。

増額審査は基本的に新規申し込み時の審査と同じなので、「この人なら追加融資しても問題ない」と思ってもらえるように申し込みは慎重に行うようにしましょう。


   

このページの先頭へ